水と光と緑が織り成す、生命の神秘と癒しの空間演出。
〒869-4212
熊本県八代郡鏡町下有佐178
TEL:0965-52-1310/FAX:0965-52-1973
ご紹介する病院は、私一押しの前田内科医院様です。
何がイチオシかと申しますと、待合室が土足、でも綺麗!そして広い!
もうお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、メンテナンスがしやすい環境でもあるんです。
綺麗で雰囲気のある環境は、レイアウトが楽しい。
前回と今回のレイアウトの違いに焦点を当ててみました。
まずは、今年初めの頃のレイアウトです。壁側の左から右下がりに広がる水景。
ボリューム間のあるこのレイアウトは、待合室全体から眺めることができました。
赤系、緑系をうまく組み合わせ、その間を縫って泳ぐカージナルの群れ。
想像通りのものが出来上がり、前田医院様も大喜びでした。
さあ、お次はこれです。真ん中に流木をあしらい、
そこから広がる水草たち。赤系を控え、以前より締まりのあるレイアウトになりました。
前回より水草のボリューム感を押さえ、一本一本が引き立つよう配置しています。
今回は真ん中にふくろうの置物が。水槽が待合室に違和感無く溶け込んでます。
大事なのは、何も言わずにそこにたたずみ癒しを与えること。
完全に待合室の一員となっています。
水槽が場所に馴染むには、そこに来る人と雰囲気を読み取る事です。
いろんな場所に水槽を設置しておりますが、最初にできたレイアウトよりも、
時間を掛け、メンテナンスでそこにいる人とふれあう事こそが、
よりよい物を創造できると再確認しました。
最初にできたレイアウトは否定しませんが、
時間を掛けて年輪を増やし、
その場所に溶け込む。
水槽レイアウトは常に成長し、進化します。
レヨン自信もそうありたいものです。