エビ類は体全体が非常に固いからで覆われており、その甲殻を外骨格 と呼びます。エビ類はこの外骨格を脱皮させることにより、
体を 成長させています。
この外骨格は、キチンと呼ばれる多糖類、蛋白質、Ca、Mg、Ca、Co3、 脂質、ムコ質など、で構成されています。
ここで1つの成分に着目し、 調べた所、レッドビーの骨格、白バンド部分にカルシウムが大きく 関係している事がわかりました。
しかし、だからといって、このままカルシウム分を主とした良質な 水質調整剤を使っても、実際のエビのカルシウム吸収質は50%~80%
エビの体調によっては50%以下まで落ちるでしょう。 人間に例えて人間の骨を作るのはカルシウムですが、それだけを摂取してもなかな骨はつくられません。そこのは、ビタミンとミネラルが
関係してくるわけです。この2つが欠乏してしまうと、骨に限らず 体の色々な面で、かなりの障害が出来てしまいます。 エビの話に戻りますが、エビが餌のない所のソイルをついばんでいる
光景を目にした事はないでしょうか? それは底床内に含まれるミネラル分を摂取しているのではないかと 考えられています。 もともと地球の土の中には107種類ものミネラル分が存在し、それが
川から海へと流れていき、永い循環をへて、また土の中に戻ってきます。
しかしながら水槽内のような閉鎖的な領域内のところではこの循環が ままならず、常にミネラル分が不足していると言っても過言ではありません。 ビタミンも地球という壮大な自然の中で取り入れる事が出来ても水槽内で
餌に含まれるビタミンだけでは不足しがちです。
まず、ミネラル分を体に取り入れる為には各ビタミンが不可欠です。
ミネラルの話を抜きにしても、ビタミンが不足することで起る障害は 大変なものです。食欲の減退、消化不良、成長停止、粘膜異常、
外骨格の軟化、体色劣化、ストレスの発生、筋肉の萎縮、稚エビの成長不全、 生殖機能の低下すべてのビタミン不足が引き起こす、いわゆるビタミン欠乏症で ブリーダーにとってどれ1つとして許されない症状です。
ではこの状態をどうすればいいか? 餌にビタミンを含ませればいい、簡単な発想ですがそれは完璧な改善策とは 言えないでしょう。
なぜならエビは口にしたものの栄養分を消化途中の段階で、大半壊して しまうからです。これでは無駄が出来てしまいます。 そこで考えたのは水中内に溶かし常にビタミン、ミネラルを吸収させる
HYBRID-1です。
いくら、ビタミンを与えればいいといってもビタミンの中には過剰に摂取 させるとエビの体調が悪くなり、最悪の場合、殺してしまうことがあります。 そしてミネラルに至っては相互に拮抗作用があり、1つのミネラルだけを過剰摂取
したり、逆に不足したりするとホカのミネラルの吸収を妨げたり体外に放出したりします。 ビタミン、ミネラルの研究を重ね、生み出されたHYBRIT-1はビタミン、ミネラル他の
添加物(カルシウム)などをレッドビーに基づき開発され無理無駄のない配合で最高の 水質を実現しました。
水槽の環境紹介
※水を張って1週間後、週1回30Lの水溶液につき5ml(5ミリリットル)あたえる。
※使用しても最も効果が表れた水質
pH6.0~6.5 水温24℃~25℃、
亜硝酸濃度、総硬度、硫酸濃度の測定
(※以上をできるだけ規定値内に収めてください。)
※リン酸を吸収させてください。
例)各地水道水によって水質が居なります。その為酸濃度が高いところは、 ろ材等で販売されているリン酸吸着剤等を使用して取り除いて下さい。 リン酸はHYBRID-1と化学反応を起こして効果がなくなってしまいます。
効果
HYBRID-1 使用水槽と未使用水槽を比較して、HYBRID-1使用水槽 ははるかに餌食いが良く脱皮のサイクルが早く、成長の早さ、 生殖活動の活発さから、新陳代謝の良さがうかがえます。
あらかじめ用意した水槽(規定値チェック済)にHYBRID-1を 使用、もう一方の水槽には(規定値は同じ)何も使わず比較した所、 抱卵したエビを入れて、親エビから卵が孵り、稚エビが生殖活動の
できるまでになるまでの生存率も高く(98.38%)、抱卵固体の脱卵 もなく、抱卵固体、稚エビにも効果が現れていました。
※甲殻類の成長促進
※抱卵誘発作用による繁殖率の向上
※抱卵固体保護による抱卵固体死亡率、脱卵率の低下
※稚エビ保護作用による稚エビ生存率向上 ※魚類のビタミン補給、滋養強壮、生命力保持
※栄養素を取り入れやすいように体質改善
以上の効果が確認されました。HYBRID-1で全てのビタミン欠乏症 は防ぐことができます。
使用していて効果があまり表れなかったときは、使用量を規定値の 倍使用してください。 他の甲殻類はもちろん、観賞魚等のビタミン、
ミネラル、カルシウム、 補強財としてもご使用いただけます。