物理ろ過とは、水の汚れをろ材に吸着することにより、浄化することを云います。 物理ろ過により、タンパク質等の微細な粒子、アンモニア、亜硝酸塩の相当部分は吸着できるので(硝酸塩は吸着できません)、水は透明となり、とりあえず魚類の住める環境を作ることができます。 活性炭やゼオライトが多く使用されていますが、これらにはある程度のバクテリアが付着し、生物ろ過の機能も併せ持つものの、最大の欠点は寿命が短いことです。水の汚染度、ろ材の量にもよりますが、通常、1週間から1か月が使用限度で、その都度ろ材を交換しなければなりません。 吸着限度に達すると急速に水質が悪化し、魚は生きられません。
従来のろ過器は、水を広い面積で受けるため、水の性質上目詰まり部分を避け一定の水路を形成します。そのため、水路部分だけはろ材が有効に機能するものの、それ以外の部分は全く機能しなくなります。これをチャネル現象といいます。 トットは、その構造上、チャネル現象が起こらず、ろ材を100%有効に活用する事ができます。
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