■熱帯魚 水草用品 比較分類一覧 > ■餌(えさ) > ■稚魚の餌
ブラインシュリンプ卵はふ化率80%以上、稚魚の餌に最適な生きているプランクトンです。稚魚用フードとして与えるには海水を作り水温を28~30℃に調節してやや強めのエアーレーションを行います。通常24~26時間でふ化しますので、オレンジ色に動くふ化したての幼生のみスポイトで吸い取り稚魚に与えます。
採集地 アメリカ合衆国 ソルトレイク
ブラインシュリンプは小さなプランクトンの仲間で、アルテミア・サリーナ(Artemia salina)といわれる甲殻類です。
英名ではブラインシュリンプ(Brine shrimp)と呼ばれていますが、実際にはエビの仲間ではなく、
原始的な魚思脚類(さいきゃくるい)に属します。
生息地はヨーロッパ・アメリカ・アフリカ北部などの塩分の多い湖です。ブラインシュリンプは特殊な卵を産むことでも有名です。
これは乾燥卵、または休眠卵とよばれ、乾燥した状態で長期保存ができ、海水を使用することにより約24時間後には孵化します。
したがって、グッピーをはじめとする観賞魚の稚魚用飼料として使用されています。
自然界では微細な植物性プランクトンなどを補食し、体長1cm程度の大きさになります。