Tonina fluviatilis はメキシコ南部から中米、コロンビアやベネズエラ、ブラジル北部などの南米北部にかけて広く分布する水草である。自然界では緩やかに流れるブラックウォーターの浅い河川や小川で、浮遊するマット状の密な群落を形成する。種小名の fluviatilis はラテン語で「河川の」を意味する語に由来するとされる。栽培では成長が緩やかで、中程度から強めの光量、KH4 以下・GH3〜8 程度の軟水、水中施肥と CO2 添加が求められ、水草の中でも難度の高い部類に位置づけられる。日本では細身でライトグリーンの草姿が好まれ、産地違いのバリエーションが知られている。
