ドーベンは、スイレンの仲間のなかでも古くから親しまれてきた品種で、1864年にスコットランド人の造園デザイナー、ウィリアム・バクスターによって発表されたが、それ以前の1851年にドイツの園芸家カール・エドゥアルド・オートギスが交配・作出した世界初のスイレン園芸品種であるとも伝わる。名は、オックスフォード大学の化学者・植物学者チャールズ・ジャイルズ・ブライドル・ドーベニーに献名されたとされる。葉長は8〜20cm程度で、成長すると昼間に薄い青みを帯びた白い花を咲かせ、葉のくぼみにムカゴを付けて殖える性質を持つため、株分けに頼らず数を増やしやすい品種である。