オーガストコーチは、1922年にAugust KochとGeorge H. Pringによって作出されたと伝わる熱帯性スイレンである。シカゴのガーフィールドパークで育成された交配種で、親はNymphaea 'Blue Beauty' と Nymphaea 'Mrs. Woodrow Wilson' の組み合わせとされる。花はバイオレットブルー系の濃い青紫色で心地よい香りを持ち、葉はオリーブグリーン、株のスプレッドは4〜6フィートに達する中型種である。熱帯性スイレンの中でも胎生性が高い性質を備え、葉の上に子株を生じて殖える点が飼育上の特徴となる。耐寒性ゾーンは10〜11とされ、日本では低温期の保温管理が前提となる。
