Spiranthes cernua は北米中央部から東部にかけて広く分布し、北はオンタリオやケベック、西はネブラスカ、南はテキサス、東はノバスコシアまで見られる陸生のランである。自生地は湿った草地や湧水地、池沼のミズゴケ地帯、海岸砂丘の低地などで、白い小花が茎に沿って螺旋状に並ぶのが最大の特徴である。属名の Spiranthes はギリシャ語の speira (螺旋) と anthos (花) に由来するとされ、この花序の姿がそのまま名になったと伝わる。本種は水中でも水上でも育成できるが、花芽がつくのは水上のみで、水中葉のままでは開花しない点を踏まえて育成形態を選びたい。
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