Tropical Water Lily 熱帯スイレン |
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水面に浮かぶ浮葉の間をつきぬけて、空に向かって伸びて開く花が印象的な熱帯スイレンは、 温帯スイレン(寒帯性スイレン)にはないリンとした強いインパクトを感じます。 古くは古代エジプト時代から原種系熱帯スイレンを太陽の象徴として大切にされ、 神聖な花として崇められていました。 現在では数百を超える品種が発表され、その独特の水辺に浮かぶ神秘的な美しさが、 現代のビオトープと共に多くの人気を集めています。 |
Hardy Water Lily 温帯(寒帯性)スイレン |
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19世紀後期、園芸家マルリアク(J.B.L.Marliac)によって作出された赤・黄色の 温帯スイレンとの出会いにより、さらに深く愛したとされています。 水面に浮葉と共に揺らいで咲く温帯スイレンの花は夏の風物詩でもあります。 四季のある日本においても、東北の一部を除き越冬が可能で、育成も容易であることが、 ビオトープの人気と共に改めて注目を浴びています。 |
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