2年前に私が見た川と同じなのだが上流部で農業廃水が流され, しかも掘られていたため、水質が極端に悪化している。 川の底面の砂の色彩がオイルでも撒かれた後のように黒ずんでおり 将来このエリアも破壊されるのはそう長くないと感じた。 群落数は多く流石コルダータだけあり群落数の減少は現段階では 確認できなかったが花の開花が1本も見つからなかった。 この産地のコルダータの葉の形状色彩模様はプルプレアに非常に近く 葉だけではプルプレアと間違うほどであるのが特徴と言える。 トラ斑系 丸ツル系 ホソバミズゼニゴケ 少数だけサンプリング |
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掘られた箇所、油膜が酷く汚れている様子が確認できるであろう。 | |
2000年訪問時の状況 このときは非常に綺麗な細流であったが 2002年時は川岸がヘドロ状に汚れておりまったく違う様子になっていた。 |
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採取地 Tasik Chini (小橋名:FT082102105地点)2002/06/25(Tue.) 水質 PH4.8‐TDS 6ppm‐WTP 26.7℃(5m幅 20cm深) 土壌 荒木田土系3、桐生砂系3 腐葉土系4 備考 ピキューーーンと鳴く蝉がいて、水辺が近いことを感じさせ有り気雰囲気大。 |
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草長 15~24cm 葉柄の長さ 13~20cm 葉柄の色 白~茶色 葉身の形 心臓形又は浅心臓形、円形から披針形の葉も出現する 葉身の長さと幅 3~6cm長さ、2.5~4.5cm幅 葉身先端の形状 やや鈍形 葉身基部形状 心臓形 葉表の色彩 緑~茶色 葉裏の色彩 紫~緑 葉縁は形状 やや波打ち、滑らか |
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2000年撮影時 | |
花の特徴 仏炎苞の苞は水面よりでて、葉身より長く10~45㎝位。この特徴はコルダータの典型的な特徴である。 先はロート状で茶褐色の縁 仏炎苞に包まれた肉穂花序で開いた苞は鮮やかな黄色であるが一定しない。 仏炎苞の長さ (8.5)-25-(50)cm 苞の先端部 水面からでた物においては、10-17cm 苞首の有無 有り艶がある 苞喉の特徴 苞喉の中は薄い黄色か無色である 苞筒の特徴 平行脈はほぼ真直ぐか軽く螺旋状 |
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ケトルの形状の特徴 ケトル色彩 無色か薄っすらピンク ケトル長さ (1.5)-2-(2.5)cm ケトル幅 0.6-1cm 包筒の長さは水位などの環境で変化可能 ケトルの上部は0.4cmの幅になってい 花柄の長さ (0.5)-2-(5)cm |