ボルネオ島サラワク州西部、バウ (Bau) 近郊の小川に自生するクリプトコリネである。1978年頃にクチンの Henry Ong がバウで発見し、N. Jacobsen により記載されたと伝わり、種小名 keei は Henry Ong Kee Chuan を記念して命名されたとされる。自生地では河岸の沈水環境で育ち、完全に緑色の個体も確認されている。石灰岩由来の硬度の高い水に適応した丸みのある厚い凹凸葉が特徴で、葉長は8〜15cm、低光量〜中光量で CO2 添加なしでも軟水〜中硬水で育つとされるが、成長は半年〜1年をかけてゆっくり進む部類である。産地ごとに葉の形・色・模様が変わるため、採集地の記録とあわせて楽しみたい種である。
ボルネオ島の石灰岩地帯を流れる清流に自生します。石灰岩由来で硬度の高い水に適応した、丸みのある厚い凹凸葉が特徴です。産地ごとに葉の形・色・模様が大きく変わり、同じ種でも流域が違えば別の顔を見せます。当店では現地調査で確認した株を、採集地の記録とともにご紹介しています。
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